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【NFT】興味はあるけどよくわからないという方に向けてわかりやすく解説

2023-03-26

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【NFT】興味はあるけどよくわからないという方に向けてわかりやすく解説

2023-03-26

NFTって言葉最近よく見かけるけどどういう意味?仮想通貨と繋がりがあるの?


こう思う方まだまだ結構いらっしゃるんじゃないでしょうか?
今回は、NFTについてわかりやすく解説していきますね。

この記事でわかる事
・NFTについて
・NFTのデメリットとメリット
・NFTの購入方法
・購入したNFTの使い道

NFTとは?

「Non-Fungible Token(ノンファンジブルトークン)」の頭文字をとったもので、日本語訳で「非代替性トークン」といいます。

非代替性トークン?初めて聞きました。日本語で訳されてもどういう意味かさっぱりわかりません。

最初聞いた時はそう思いますよね。
では一体どういう意味なのか。
嚙み砕いて説明していきますね。

非代替性と代替性

非代替性代替性
この世に一つしかなく、替えが効かないものこの世に複数存在し、相互交換が可能なもの
例:有名な画家が描いた原画、限定発行されたカード
限定出品されたブランド
例:お金、仮想通貨、複製された絵画、日用消耗品

NFTとは、この世に一つしかなくて替えが効かないトークンという意味になります。

ここまで読み進めると「トークンってなに?」って思いますよね。それではトークンとはなんなのか説明していきます。

唯一無二のデジタル資産

NFT(非代替性トークン)とは、デジタルデータ(イラストや音楽)の所有権を表す証明書のようなものです。一つとして同じものはこの世にないという意味があります。

例えば、高価な商品(時計等)にはシリアルナンバーが発行されますよね。それと同じように唯一無二のものだと証明できるようにデジタルデータにも番号が振られるようになりました。この番号をNFTでは、トークンIDと呼ばれます。トークンIDにより、購入者・購入した時期・価格がわかります。又、トークンIDはブロックチェーンの技術により発行されています。

従来、デジタルデータはコピーや改ざんが容易にできる為、現物の商品(宝石や絵画)のように資産価値があるとみなされなかったのですが、NFTによりデジタルデータも本物は資産価値を持つようになりました。

NFTにはどのようなものがある?

中には、数千万・数億円の資産価値を持つものまで出てきています。

・最古のNFTアート、CryptoPunks(ドット絵のキャラクター)は、18億5000万円で落札

・Twitterの創設者ジャック・ドーシーの初ツイートが3億1640万円で落札

・鉄腕アトムの漫画原稿で作成されたモザイクアートが5600万円で落札

日本の企業もゲーム内のアイテムやアイドルのカードをNFT化して販売する等、NFT市場に参入しています。又。perfume(3Dアート)、広瀬すずさん(デジタルブロマイド)等日本の有名人の方達もNFTに参入している方が増えつつあります。

なんとなくNFTについて一部ご理解していただけたでしょうか。
次は、NFTのデメリットとメリットについてお話していきますね。

NFTのデメリット

・法律が整備されていない
・ハッキングのリスク
・物理的な所有ができない

法律が整備されていない

NFTはここ数年で急成長した市場なので、法律が整っておらずトラブルになった時に論争が起きてしまう可能性があります。

ハッキングのリスク

デジタルなものである以上、ハッキング等の事件に巻き込まれてしまう可能性はゼロとは言えないのが現状です。

物理的な所有ができない

宝石や絵画のような現物の商品ではないので、それに比べると「所有している!」という実感を持ちにくいと言えるでしょう。

NFTのメリット

・デジタルデータの唯一性を証明できる
・デジタルデータの希少性、価値を付与できる
・デジタル資産として取引が可能
・破損や紛失のリスクがない

唯一性の証明

NFTにより、作成した権利者・所持している所有者のデータも記録されます。これはコピーや複製は不可能なので、そのデジタルデータの唯一性が証明できます。

希少性、価値の付与

唯一性を証明できるので、ものによっては希少価値がつきます。又、デジタルデータの売買が行われた時、自動的に購入金額の一部が作者である権利者にも永久的に入るようになっています。よってクリエイターや、アーティストにとって大きなメリットと言えるでしょう。

デジタル資産として取引が可能

上に記載した通り、NFTによりデジタルデータは権利者と所有者が明確になっていて所有者の資産になります。所有しているデータが値上がりしていると感じたら売って利益を得る事も可能なのです。よって新しい資産の保有方法、投資として注目を集めています。

NFT作品の購入方法

ここまで読み進めた方の中には、「NFTアートを買ってみたいな」と思う方も出てきたのではないでしょうか。購入方法について説明していきますね。

1.仮想通貨取引所でイーサリアムを買う
2.メタマスク等のウォレットを作成する
3.仮想通貨取引所からウォレットにイーサリアムを送金する
4.NFTマーケットプレイスに登録
5.欲しいNFTが見つかったら購入する

という流れになります。
では詳しく見ていきましょう。

1.仮想通貨取引所でイーサリアムを買う

NFTを購入する為には多くの場合、仮想通貨のイーサリアムが必要となっています。仮想通貨取引所でイーサリアムを購入しましょう。

仮想通貨取引所の口座を持っていないという方は、無料でできる口座開設から行います。一番のオススメは、国内NFTマーケットプレイスを持つCoincheckがオススメです。

2.メタマスク等のウォレットを作成する

ウォレットとは仮想通貨を管理するお財布のようなものです。有名なものにMetaMasuku(メタマスク)があります。

chromeウェブストアで「MetaMasuku」と検索し、「chromeに追加」で利用可能になります。

3.仮想通貨取引所からウォレットにイーサリアムを送金する

次にCoincheck等の仮想通貨取引所で購入したイーサリアムをウェブ上のお財布に移します。仮想通貨取引所のメニュー画面に従ってイーサリアムをウォレットに送金して下さい。

4.NFTマーケットプレイスに登録する

次にNFTマーケットプレイスに登録します。
NFTマーケットプレイスは国内外にありますが、一番大きなところは「OpenSea」というマーケットプレイスです。

国内のNFTマーケットプレイス
・Coincheck NFT(β版)
・LINE NFT
・Adam byGMO

CoincheckNFT(β版)は、Coincheckの口座を持っている方はウォレットを介すことなくNFTの購入、出品を簡単に行う事ができます。又、ガス代と呼ばれる手数料もかかりません。

LINENFTは、LINEpayでの決済なら日本円でNFTが購入できたりガス代(取引手数料)がかかりません。
Adam byGMOは、日本円決済が可能で購入したNFTを二次販売する事もできます。

各NFTマーケットプレイスによって、取り扱っているNFT商品は異なるので自分の好きなマーケットプレイスを見つけていって下さい。

5.欲しいNFTが見つかったら購入する

欲しいNFTを見つけたら購入して完了です。

購入したNFTの使い道は?

購入したNFTは下記のような使い道があります。

・SNSのアイコン
・転売してさらにもうける
・コレクションにする
・メタバース空間に展示をする
・コミュニティの入場券になる

以上、NFTについての解説でした。
NFTを購入してみようかな?と興味を持った方、スムーズに購入するためにもCoincheck等の取引所の口座開設をする事をおススメします。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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